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箱が出来上がるまでの、ざっくりとした過程と作成例です。
さてさて、ふむふむ。どんな箱ができあがるのかな。はてな箱!?
色は、黒と白。
デザインは
丸と三角と直線。
繰り返し。
王道。定番。シンプル。
見事に
カラフル感なし。
グレー色の厚紙素材そのままを使用。
食品を入れる箱でグレー色はめずらしい。
食器とCoffee&Cakeとのバランスは素敵です。
クリスマス連休前のある日のこと。「オリジナルなパッケージを考えています。ホームページを見て連絡しました。」とのお問い合わせからスタート。
I職人
「墓石を磨く特殊なスポンジを販売するにあたり、オリジナルな箱を探しています。既に商品は完成しており、なるべく早く動いていきたい。すぐにでも売りたい。」
と、I職人さん、スポンジと販促チラシを机の上に置く。
I職人「ちょっと触ってみて。」
わたし「えっ!ザラザラ感すごいですね。」
心の声「これ。で。磨く。と。 逆に傷ついてしまわないのかな。。。?」
I職人「すごいザラザラしてるでしょ!」と笑顔。
この笑顔をきっかけに、
I職人さんの仕事や墓石に対するビジネス話、特殊なスポンジを開発し、
販売しようとしている経緯を力強くお話。。
わたし「今までの経験を活かし、新しいことに取り組んでいくのはいいですよね!」
わたし「ご家族は協力的ですか?」
と私の悪い癖。つい昔の仕事の感じが出てしまい話があさっての方向へ。
(でも、こういう話って、けっこう盛り上がったりするのです。)
わたし「あ、すみません。パッケージのイメージはできてます? 色は? 形は?」
I職人
「黒!」「石職人!」「インパクトと高級感!」
心の声
「笑。I職人さんの印象やイメージと同じだわ。わかりやすい! (-_☆)」
わたし
「印刷する文字フォント、キャッチコピー等は決まってます?」
I職人
「そこがね。真ん中にドーンと石職人かな。まだ決まってないんだ。というか、考えてはいるんだけど。。。バーコード必要かな。使用方法とかどうしようかな。うーん。」
わたし
「わかりました。パッケージのサンプルと印刷デザインイメージの叩き台を作ります。それを基に、次回の打合せで詰めていきましょう。」
そして、
1週間が経過。箱のサンプルも完成。2回目の打合せの始まり。始まり〜 (^o^)丿
I職人「こんにちは。(^^)」
わたし
「こんにちは。(^^)」「箱のサンプルと印刷デザインイメージです。3パターンです。」
I職人「箱いいね。良さそうだね。窓穴をもう少し大きくしよう。」
と、箱については、あっさりOK。
わたし
「印刷デザイン、フォントを変えて3種類用意してます。どのフォントがよいです?」
I職人「これだね!」
と、フォントについては、即決定。
I職人「・・・。」(←印刷イメージを眺めています。顔が真剣です。)
心の声「え。え。えっ!なに。どしたの。。。」
I職人さん、叩き台の印刷イメージに対し、
キャッチコピーや文言の修正と検討を始めています。
・・・ 無言状態中 ・・・
I職人「奥さんをドトールで待たしているんだ。」
わたし
「持ち帰って検討して、送っていただければ大丈夫ですよ。」
「あまり待たすと怒られますよ。」
I職人さん。印刷文言修正と検討、止めません。
真剣モードに突入している感じ。(・。・)
わたし「もし嫌でなければ、奥さん呼んできてしまったらどうです?」
I職人「いい?」
わたし「もちろん。」
15分後、奥様と一緒に再登場です。簡単に挨拶をすませ。
からの〜、石職人パッケージ印刷内容検討および決定会議の開始でーす\(^o^)/
I奥様「どんな感じがいいの?」「もっとわかりやすい表現がいいかも。」
I職人「これどう?」「うーん。いまいちだな。」「むずかしいな。」
その様子は、石職人ではなく、ある意味、別の職人状態に突入しています。
そうです! キャッチコピー作成職人!になってます。
I職人「よし。これでいいだろう。」
約2時間後。会議終了。
薄暗くなった空。奥様と2人、仲良く駅の方へ去って行きました。
楽しみつつ、真剣に取り組むI職人さん。そして、ご家族の協力。
石職人スポンジ、たくさん売れますように。
心の声「お腹空いたな。I職人さん夫婦、これから食事して帰るのだな。」
わたし(独り言)
「さて、今日の決定内容を印刷イメージデータに反映させて帰ろうっと。」
「えっと、なんだったっけか。」「ふむふむふむ。」「腹減った〜。グゥ〜。」
から・・・年をまたぎ、・・・数々の打合せを重ね・・・
サンプルを作ること数回・・・完成したのがこれです。
黒と白。そして文字のみ。
フォントは墓石をイメージし楷書体系。
イラスト・写真等、余計なものは
一切なし。
窓穴をつくり、スポンジの特殊感に
触れられるようにしています。
実物は、もっとインパクトあり。もっと渋さがあり。です!
Fシェフ
「直径5cm 長さ40cmのをロールケーキ作りました。牛蒡をイメージしています。高級感があってダンボールの素材感がある箱を考えています。」
心の声
「ロールケーキ・・・細いし長すぎっ!折れちゃうでしょ。。。しかも、高級感ってどうすんの!? だって、牛蒡だし(;一_一)」
素材感は、片面段ボールを使用することで、
ダンボールの特徴を表現しています。
高級感は、
印刷を入れず、色のみ(外面:黒、内面:白)
で表現しました。
帯紙とシールも弊社にて、作成させていただき
ました 。
1本でも2本でも。3本でも大丈夫!
仕切りスリーブと外箱の2重構造で、
冷凍での輸送に耐えれるように。
抜き型を必要としないシンプルな形
にし、費用を抑えています。
料理教室のクラスメイトCさんの彼Mさんから「箱を探している人がいるんだけど小林さんとこでできる?」というお話からスタート。さて、いかに。
Mさん・Nオーナー「こんにちは!」
Mさん 「Nオーナーです。よろしくです!」
心の声 「よろしくって。。。若っ!」
Nオーナー
「独立してハンバーガーレストランをやる予定です。今、場所を探しています。それで(これこれ・あれあれ)と考えていまして」
心の声
「起業しようとする姿勢好き!・・・でも、飲食店で起業かぁ。サイクルが激しい業界だぞ。
大丈夫かー(゜-゜)」
と、同じ起業している者として心配な気持ちが発生
Nオーナー
「そして・・・なのです。将来的には・・・で・・・な風にしていくことも考えています!」
起業しようとする経緯や真面目な雑談が展開され
心の声
「すごい!ちゃんと考えてる!若いのにすごい! 自分の30歳の時とはえらい違い (*_*) 」
わたし 「で、どんな感じの箱? (-_☆)」
Nオーナー「テイクアウト用なんです。 こんな感じです!」
心の声 「ぎょあぁおおおおおおーーーーー!
斜めラインの糊貼り。しかも、上下8点貼りの見開きかいっ! (ToT)/」
から・・・覚えてないぐらいの月日・・・数々の打合せを重ね・・・
サンプルを作ること数回・・・まだ完成してません。もうすぐ完成予定!
「ドールハウスみたいな、ポーチケースみたいな
ハンバーガーBOX」
サラリーマン時代からとてもお世話になっている社長様です。
お客様への日頃の感謝として、何かできないかというお話から始まりました。
社長
「お客様への日頃の感謝を込めて、バス旅行企画を行っている。思い出に集合写真をプレゼントにしたいのだが、そのまま渡すのも味気ない。」
わたし「はい。確かにです。ペラペラ1枚で渡されてもなんか。。。」
社長「そんでさぁ。小林君のところで写真フレームできないかな?」
この社長、長年に渡り実績を上げている方だけあってアイデアと実行力がすごい。
当たり前だが、利益へのこだわりもしっかりしている。
まさに中小企業の社長という人である。
心の声
「うち箱屋さんなんですけど〜。確かにダンボールで家具とかね、ありますね、最近。
(゜-゜)」
社長「そう、ダンボールで! 100円以内でできない?」
わたし「・・・。どんな感じの写真立てですか?」
社長「こう開いて、2枚入れられて・・・、・・・で、こんなやつ!」
わたし
「社長それもうアルバムですよ。見開きで結婚写真みたいなイメージだし。。。これだと糊付けも必要そうだし・・・、100円じゃ無理でーーす!(^O^)/」
と、もうこっからはいつも通り。アイデアやイメージを具現化するトークの応酬。
2人ともこういうの大好きで止まらない。かっぱえびせん状態へ。(=_=)
社長
「そうだね!やっぱりシンプルなのが良さそうだね。で、壁に留められるようにもしよう。」
わたし「壁に留められるって??」
社長「せまい部屋に住んででも大丈夫なようにさ。」
から・・・サンプルを作ること数回・・・完成したのがこれです。
「シンプル&
安価なフォトフレーム」
糊貼りをしておらず、組立てだけで使用
できる設計にすることで、安価に仕上げ
ています。
置いても良し、画びょうで壁に留めても良しです。
実際の商品には、会社様のロゴが印刷されており、オリジナル感が表現されています。
部長「海外の工場に輸送したいんだけど、部品がとても長いんだ。」
わたし「どれくらい長いんですか?」
部長「1メートル60センチぐらい。」
わたし「僕の身長ですか?」
部長「そのぐらいかも(笑)」
わたし「重さは?」
部長「20キロ。」
心の声「わーい。\(^o^)/ 」
だんだん嫌な予感が増加していく、心の中。
わたし「巾(はば)は?」
部長「10センチ」
わたし「えっ!えっ!!」
しばし、沈黙・・・ちーん。(-_-)zzz
わたし「箱にどうやって入れるんですか? 2人で持ち上げてみたいなですかね?」
部長「そうだよね。どうするかな。。。」
部長「箱の形になってしまっていると、逆に作業しにくそうだよね。」
部長「部品を置いて、巻くみたいなのはどうだろう。」
K部長さんは、偉そうなとこがなく、いつも一緒になって真剣に考えてくれるのです。
わたし「のり巻き!?」
部長「重量があるから、横から抜けてしまわないか心配だな。」
わたし「ふむふむ。サンプル作ってみます。」
から・・・サンプルを作ること数回・・・完成したのがこれです。
「頑丈で長すぎる箱」
サイズ(外寸):
1530o×110o×65o
ご自分の商品やサービスに対する自信と大切にする気持ちです。